錦鯉関連

錦鯉の聖地展 OJIYA(錦鯉の聖地おぢや実行委員会)

主な出展品
米菓、木工品、革製品、織物、酒、味噌、米、そば等錦鯉を主軸とした文化、製品のPR
企業・団体紹介
錦鯉の聖地おぢや実行委員会”は、錦鯉の道を通じて世界の愛好家や文化に関心のある方々へ、小千谷の製品・サービス・文化を楽しんで頂く活動を行う民間団体です。
錦鯉のうまれた産地の背景を展覧会のように海外へ発信し、「錦鯉の聖地おぢや」として錦鯉のブランド向上と地域産業の輸出、インバウンドの導きに貢献したいと考えています。

背景
江戸時代、農夫が色の薄い真鯉の突然変異を育て始めたのが起源と言われていますが、この突然変異はどの時代にも世界中で発生していました。なぜこの色鯉を錦鯉にまで昇華できたのか。そこには3つの必然性がありました。
時に5mを超える雪(自然)に阻まれるこの土地では、村ごと一冬閉ざされます。秋に池から上げ自分で育てた色鯉を、お互い自慢しあい楽しみとしました。時間をかけ試行錯誤する育成、丁寧に交配する作業(技術)は、雪国の粘り強い気質にも合っていたのでしょう。さらに信濃川(自然)水運の船着場であり小千谷縮の生産地であった事から、京や江戸との交流が盛んで美しさを尊ぶ気風(美学)も寄与。突然変異の色鯉を錦鯉にまで高めました。

そう、小千谷の自然・技術・美学の織りなす奇跡が、錦鯉をうんだのです。

同じように小千谷市の産業もこの背景から生まれました。
自然:雪が浄化した空気と伏流水から生まれる日本酒。
信濃川から運ばれた海産物を使った蕎麦や水産加工品。

技術:丁寧に育てられたお米と長年蓄積された加工技術で作られる米菓や食品。
伝統を現代に引き上げるIT技術。

美学:花開き一瞬で消え去る花火。
糸1本1本に抑揚を持たせ、美しさを積み上げる織物。

これらの製品・サービスを提供する18事業者の背景を一堂に展示、販売も致します。試飲・試食はもちろん、糸を紡ぐ体験や3尺玉との撮影コーナーもお楽しみ下さい。